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レーシックとは違うオルソケラトロジーとは?


オルソケラトロジーはまだあまり知られていません。普通の人はこの近視矯正方法を知らないでしょう。ではオルソケラトロジーとは何でしょうか。


オルソケラトロジーの語源

オルソケラトロジーは英語で、Ortho-Keratologyと書きます。ギリシャ語で「矯正(Ortho)」+「角膜(Kerato)」+「学問(logy)」をくっつけたものです。日本では、「オルソケー」あるは「オルソK」とも呼ばれます。


わたしが眼科にオルソケラトロジーの処方を受けに行った時、お医者さんはオルソって言ってました。オルソケラトロジーは確かに長過ぎますね。


オルソケラトロジーの歴史

300年ほど前に、中国で砂袋を目の上に置いたら視力がよくなったということが言われています。


1960年代にアメリカで、ハードコンタクトレンズを外すと、視力が一時的に回復するという現象がありました。近視や乱視にハードコンタクトが何らかの作用があるのではないかと、アメリカコンタクトレンズ協会で発表されました。


その後、近視や乱視を治療する上で必要な技術や方法などが研究されました。そして治療効果に着目した医師たちが実際に処方を実施した結果十分な効果がありました。


NERF(アメリカ国立眼科研究機関)で1971年に、オルソ部門が設立されました。アメリカでのオルソの基礎ができました。


アメリカでは、FDA(アメリカ食品医薬局)がオルソケラトロジーのレンズを認可しています。現在、Paragonvision社とEuclid Systems Corporation社の2社だけがFDAの認可を得ています。(2006年現在)


オルソケラトロジーって何?

オルソケラトロジーは、夜間寝ている時に装用するハードコンタクトレンズを使った視力矯正方法です。


非常に酸素透過性の高いレンズなので、寝ている間に装着していても酸素不足になることはありません。


オルソケラトロジーの仕組みは?

オルソケラトロジー用のハードコンタクトは、角膜の表面を平らにして屈折率を変えます。角膜の表面が平らすると、近視で焦点が網膜に届くようになります。


この平らにすることを、「マイグレーションシステム(移動システム)」と言います。つまり、角膜表面を圧迫すると、表面中心部では角膜が薄くなり、表面からやや外れたところは厚みが増します。


近視(屈折性近視)のメカニズムは、角膜から入ってきた光が正しく網膜で焦点を結んで結像しなくなることです。焦点が網膜よりも手前に来てしまうことで、映像がぼやけてしまいます。


ですから角膜の形を変形させることでこの屈折率を変えてあげて、近視を矯正します。


期間と治療費は?

期間は病院によって異なります。検査に1日かかります。レンズをアメリカに発注して到着するのに1週間から2週間程度になります。レンズ到着後は、検査をして装着して効果を確かめます。


定期検診によって目に異常は無いか、レンズは合っているか、などを調べます。


オルソケラトロジーの近視矯正治療は、健康保険の対象とはなっていないため、自由診療扱いなのでレンズについては自己負担です。


オルソケラトロジーの相場は、大体20万円〜30万円程度になっています。病院によっては10万円台の所もあります。


レーシックと違って、物理的に角膜を手術しないのでリスクはありません。あわなければ、装着を中止することで角膜は元に戻ります。

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